とうとう、「Apple Vision Pro」( AR・VRのヘッドセットプロダクト)が発表された。
私は、こういうのを使ったことは残念ながら一度も無いので、なるほどと唸るしかないのだが。
しかし、正直言って、まだ発売されないとはいっても、このプロダクトのAppleさんのセンスと完成度については敬服する。
さすがとしか言えない。
このプロダクトが売れるかどうかは私にはわからない。(当然)
以前、Appleさんが商業的に失敗した製品はいろいろあったけど、自分の知ってる範囲ではだけど、Appleさんが「クソミソ」と言われるプロダクトを出したことはことは数少ないといっていいのではないか?
それは、コンシューマ・プロダクト・メーカの「信念」といったものがあるのだろうと思う。
ただ、正直いってしまうと、このプロダクトにはいまいちそそられないんだよね。
価格が高いとかはそんなに気にしない。そもそのこの金額では私は買えないから・・。
しかし、確かに高いけど、今の技術でもそれくらいのコストがかかるということは、素人ながらなんと無く理解できる。
とはいえ、ご高齢の方や身体がご不自由な方々が利用するのは、いいかも知れない。これを使うことで、コミュニケーションの仕方が、大きく改善される人たちもいるだろう。
そそられない理由の一つとして、私の本命は、やっぱ、Apple Car(車)なんだよね。もちろん、金額によっては、私は買えない可能性が高いけど。
AppleCar(仮)の中や、宇宙船の中などで、このApple Vision Proを使うというのはなんと無くイメージできるけど、自分が住んでいるこの田舎の日本家屋では、iPhoneだったり、iPadだったり、Macなんかの方がまだしっくりくるように思う。
それと、頭にかぶるというデバイスなのがなんとも違和感がある。
それをカバーする工夫はいろいろされているようで素晴らしいと思うが、私にとっては、被るという操作そのものが煩わしい。
勝手なことを言っているけど、Appleさんにまだまだ「やる気」があることが感じられたので、それは嬉しい。
以前の誰かの言葉で、「メインストリームから、革新は生まれない」と言われていた。
Appleさんもすでにそのメインストリームの企業になっているが、まだまだチャレンジしてくれそうなのが嬉しい。